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2013年3月14日
トヨタ プリウスZVW30 板金塗装修理
トヨタプリウスZVW30の板金塗装での入庫です。今回は車修理としてはよくある損傷部位です。左のリヤドアから左のリヤフェンダーにかけてのキズとへこみを修理してほしいとの依頼です。濃い色や新しい車などのキズやへこみは目立ちますね。
へこんでしまった部位を専用のスタッド溶接機を使い引き出していきます。このときオレンジカラーでは塗膜を剥いてむき出しになった鉄板を絶対に素手で触ってしまわないように手袋や軍手をつけて作業をします。素手で鉄板をさわってしまうと手の脂分や汗で鉄板が錆びていってしまうので絶対に素手では触りません。板金作業が終わり脱脂処理をして、細かくパテで復元していきます。このとき使うパテはパテ痩せがおこりにくいかなり硬質の専用のパテを使います。復元完了後、二液性のサフェーサーを吹き付けます。サフェーサーも専用の物を厳選して使っています。
数十種類もある塗料の中からカラーデーターをおこします、おこした色を更に実車に近づけるため、熟練された職人のたしかな技で調色していきます。色あせ、経年劣化、さまざまな実車の色味に対応するスペシャリストです。埃の少ない専用の塗装ブースで塗装します。ゴミを極力つけないように塗装服を着用しての作業になります。細心の注意を払います。
しっかり焼付け乾燥をして塗膜硬度がでたところで、小さなゴミなどを細かいペーパーで取り除きます。さらにペーパーの番手を細かくして次はコンパウンドでクリヤー面を磨きこんでいきます。ここからは少々マニアックですが塗装肌を隣接パネルにあわせて、程なく最高の仕上がりにて板金塗装修理の完成となります。