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2013年3月3日
ポルシェ９１１カレラ ﾎｲｰﾙ塗装修理（つや消し黒マッドブラック塗装）
ポルシェ９１１カレラ ﾎｲｰﾙ塗装修理（つや消し黒マッドブラック塗装）
ポルシェ９１１カレラのホイール塗装での入庫です、今回車の修理（板金塗装）では無くホイールカスタムでの依頼としてお預かりいたしました。こちらが塗装する前の純正ホイールのｼﾙﾊﾞｰメタリックです。（17ｲﾝﾁﾎｲｰﾙ）ガリキズもありました。塗装する際のマスキングで邪魔になるビートを落としての作業となります。タイヤワックスなどの不純物を丁寧に洗い落とし、ウォッシュコンパウンドで洗浄していきます。ガリキズの修理では、ダブルアクションサンダーでフェザーエッジをとり専用のアルミパテを使い、元のホイールの形を復元するため成型処理をしていきます。修理箇所には２液性のサフェーサーを吹き付けてさらに細かく修理をしていきます。８００番相当のペーパーを使い塗装面の足付けおよびサフェーサを研いでいきます、このとき小さなジャリなどがペーパーに絡まないよう細心の注意をはらいます。ここでようやくマスキング作業に移ります。専用の塗装ブースにて、つや消し黒の塗料をスプレーガンで吹き付けていきます。このときも熟練の塗装職人が細心の注意をはらい、ホコリ、小さな毛クズ、色ゴミなどが塗装面につかないように丁寧に塗り上げていきます。塗装中の職人には話しかけることができないほど集中しています。
塗料をムラ無く吹き付けて塗装終了となります、ムラを残すと艶の消え具合が変わるため均一にタレないように塗り上げていきます。塗装完了後、専用の乾燥機で塗膜を焼きつけて乾燥を待ちます。この乾燥時間を怠ると仕上がりのクオリティーが落ちてしまうため、オレンジカラーでは乾燥焼付け時間を長くとります。溶剤が抜けしっとりとした独特の質感のつや消し黒のポルシェホイールの完成です。
塗装のために落としていたビートもしっかりとハメこんでエアー圧を測りエアーバルブをしめて終了です。世界に一つだけのポルシェつや消し黒ﾎｰｲｰﾙが完成しました。板金塗装からカスタムまで承りますのでお気軽にご来店ください。
おしゃれは足元からですね。
